この「国民健康・栄養調査」は厚生労働省が健康増進法に基づいて毎年実施。
糖尿病の患者数の推計は4~5年おきに調査で2016年度に実施。
新聞、ニュースでも発表されましたが
糖尿病が強く疑われる患者が2016年度に推計1000万人
に上ったことがわかりました。
本調査は、身体状況調査票、栄養摂取状況調査票、生活習慣調査票からなり、項目は身体的データ、食事内容、飲酒、喫煙、運動、睡眠なと幅広いです。
私が気になったのは生活習慣調査票の中の項目
一日当たりの「歩数」
(20歳以上) 男性 6,984歩 女性 6,029歩
(昨年度比較 男性 210歩減、女性 198歩減)
(参考)
「健康日本21(第二次)」の目標(日常生活における歩数の目標)
(20~64歳) 男性 9,200歩 女性 8,300歩
目標値と比較すると、約2000歩程少ないです。
一日20分程度(10分1000歩として)
日常生活の中で、歩く時間を作ってもらいたいです。
都道府県別はこちら
多いのは、男性は大阪、女性は神奈川
男性 大阪 8,762歩 女性 神奈川 7,795歩
少ないのは、男女ともに高知
男性 高知 5,647歩 女性 高知 5,840歩
県別でかなりの差があり驚きました。
この調査結果をみて
もっと「歩く」ことに目を向けていきたいと思います。
「歩く」ことは
道具も入らない、誰でも簡単にできる全身運動です。
日常生活の中に上手に取り入れて
健康維持、増進に努めていきたいと思います。