「シニアのクルクルトントン体操」 by 有吉与志恵

”頑張らない運動”で若返る!
シニアのクルクルトントン体操

著者 有吉与志恵(ありよし・よしえ)
コンディショニングトレーナー・NCA(一般社団法人 日本コンディショニング協会)会長

はじめに 誤解だらけの運動

「スクワットはやらないで!」
「タオルギャザーは足裏を痛くする」
「足上げ腹筋は腰を痛くする」

著者、有吉会長がシニア指導でいつも伝えられていること。

この本で「正しい運動」がわかっていただけると思います。

正しい運動とは

使いすぎている筋肉よりも、使えなくなっている筋肉をトレーニングすること

また

筋肉はいくつになっても、若返らせることができる

第一章 今の自分の身体を知りましょう

今の自分の身体を知る = モニタリング

コンディショニングでは、自分の身体を観察することから始めます。
自分の姿勢の特徴を知り、どの筋肉が使えなくなり、色んな症状が出ているのかを知るためです。
(良い悪いの判断をするものではありません。)

コンディショニングには、2つの方法があります。

筋肉を元に戻す「リセットコンディショニング」
筋肉を正しく動かす「アクティブコンディショニング」

第二章 シニアの悩みに応えます

この章では、症状別のコンディショニングのアドバイス

「背中が丸くなる」
「膝が曲がっている」
「股関節が曲がっている」
「手が上がらない」
「肩こり」
「尿漏れ」

第三章 正しい方法でしっかり行ってみましょう

より効果を上げるための、コンディショニングのポイントを紹介。

コンディショニングを行うときの、3つの大切なこと

【知識】 何のためにやる運動なのか?自分に必要な運動は?自分の身体のことを知る。

【意識】 自分に必要な運動を1日のどおタイミングで行うのか、大切なことを意識しながら行う。

【無意識】 無意識に習慣化できるように。

身体は、動きの癖が染みつき、それが筋肉のアンバランスを生みます。

その動きの改善には、正しい運動の習慣化することが最も大切であるということを知ることも大切です。

感想 筋肉はいくつになっても鍛えることができる

コロナ感染の影響で外出自粛が続き、多くの方が運動不足になり、体力の衰えを感じられているかと思います。

そして、今は多くの情報が得られるので、何が自分に合うのかが難しくもあります。

まずは自分の身体を知り、正しい運動を行い、健康維持、体力向上につながる運動の習慣を身につけていただけたらと思います。

本のタイトル「シニアの・・・」となっていますが、世代を問わずに行える「クルクルトントン体操」です。

スタジオレッスンの指導時にも役立つ内容です。

”頑張らない運動”コンディショニング”、より多くの方に取り入れていただけますように。

「はく・すうの法則」by 有吉与志恵

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NCA コンディショニングとは

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KYOKO

健康運動指導士 自分のからだは自分で整える コンディショニングインストラクター KYOKOです。