「3分間 ゆるゆる 呼吸法」by 大石健一

感情<ココロ>と体をリセットする快感!

3分間ゆるゆる呼吸法

著者 大石健一(おおいし・けんいち)

2004年の本です。
この時に「呼吸」の大切さに気づいていたら、もっとココロもからだも変わっていたのかも、なんて思いました。
ですが、何事も知るタイミングというのがあるのでしょうね。
呼吸の大切さに気づいたから、今回、図書館で見つけたと感じます。

各章ごとのまとめとワーク

Part1 ココロのストレスは「からだ」から解消する

自分のココロを和らげるために、からだに快感覚を与えてあげる。
脳に刺激を与えて、眠っていた本当のココロが目を覚ます。

「ココロとからだはつながっている」

ストレスによるからだの緊張h、凝りとなって現れます。
それをとることで、筋肉がほぐれて自律神経が弛んできます。
自律神経のバランスが整うと、ココロは自然とほぐれてきます。

このように、からだからのアプローチで最も有効なのが「呼吸で息を整える」こと

呼吸は生きるために不可欠の行為。呼吸とはからだに酸素を取り入れること。酸素は、脳細胞やからだの代謝になくてはならないものです。
毎日なにげなくしている呼吸に意識を向け、吸った分だけ息を吐くことにより、からだはもとより、人生までもが驚くほど変わります。

ワーク
・呼吸の基本
1. 鼻からゆっくりといっぱいに息を吸います
2. 息をいっぱいに吸ったら、そのまま3秒止めます
3. ためた息を、口からゆっくり静かに吐きます
4. 息を吐ききった状態をじっくりと味わいます

・呼吸の観察
イスに座るか正座をして行います。 背骨をまっすぐに伸ばし、鼻で息を吸って、からだの中に空気が入っていくのを意識します。軽く止めて、今度は口から静かに息を吐いていきます。集中力が高まるので、必要なときに行ってください。

Part2 ストレス撃退の第一歩は「熟睡」

ストレスというのは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて生まれてきます。
それが行き過ぎると、睡眠にも大きく影響します。

ただ、長時間眠れば良いのではなく、大事なのは「睡眠の質」
そして睡眠の生命維持は切ってもきれない関係にあります。
脳とからだを休め、生命を維持するためには睡眠はなくてはならないものです。

脳というのは、全身の細胞から指令を受け取り、それらの情報を適切に処理して全身の細胞に指令を発信するという、情報の記録庫であり、中秋センターでもあります。脳は情報処理の「入力と出力のインターフェイス」です。
脳に酸素を充分に取り入れ、質のよい睡眠で、効率よく脳をリセットするためにも呼吸法が役にたってきます。

ワーク
・ビジョンヨガ たけのこ
後頭部の骨の際に沿って押します。痛いポイントがあればそこを重点的に行います。中央の窪んだ所を「盆の窪」と言います。ここは神経が交差しているところです。神経をリラックスさせ、脳を緩める効果的なところです。
大きく息を吸って、軽く止めて、吐きながら押して、吐ききって指の力を緩めて、脳全体を感じてみてください。

・胸の呼吸

・腹式呼吸

Part3 感情(ココロ)とからだを上手に「リセット」しよう

体内時計をリセットし、ココロも平静にしていきます。

体内時計とは、自然環境の中で生きていくために刻んでいる「生体リズム」
呼吸・血圧・体重・心拍数など、生きる上で大切な自律神経系を司るリズム
また、体内時計はからだを一定の状態に保とうとするホメオスタシス=恒常性にも影響しています。
体内時計と自律神経は、どちらかがバランスを崩しても体調に変化を及ぼします。

ワーク
・ファイヤー(耳をひっぱることで、脳に酸素を送りこむ)
1. 耳の上の先端をつまんで、上に強くひっぱるときに息を吐きます。
2. さらに強く引っ張ると、指が耳からパチンと外れます。そのときの印象を味わいます。
3. 上が終わったら、耳の真横をつまんで、後ろに引っ張ります。
4. 最後に耳の下をつまんで同じようにします。

・肩呼吸(エエベーター)
息を吸いながら、肩を上げ、肩を下げながら、静かに息を吐いていく。

・ハートポイント指圧
吐く息とともに、胸の中央あたりを中指で押します。

Part4 ストレスを「その場」で捨てられる人は、なぜか運が巡ってくる!

スポーツは呼吸のしかたが大きなポイントになりますが、私達の生活の中でも呼吸は大切なものです。
タイミングをとるということからすると、仕事も遊びも同じです。

「生きている」ことは「息している」と同じことです。
ヨガの教えで「一生のうちにする呼吸の回数、心臓の拍動数は決まっている」というのがあります。
「呼吸が深く長い人、ココロがゆったりしている人、心臓がゆっくりと鼓動している人、小食の人は長生き」としているのです。

また、ヨガでは呼吸は生命力であると言っています。「長生き」は「長い息」から生まれたコトバです。

この呼吸は、肺そのものだけで動いているのではありません。
肺の外側にある胸郭が、横隔膜や肋間筋などの働きで、拡張したり、収縮したりするのに従って行われています。
こうした横隔膜の働きで行われるのが腹式呼吸です。

腹式呼吸で良質な呼吸を繰り返すことで、ココロの中もキレイになっていくはずです。
呼吸法が、体内時計をより正常化し、ココロの安定化をはかる方法です。

呼吸法を身につけ、自分がいい状態になると、同じようにいい状態の人を引き寄せます。
呼吸は目に見えませんが、人間の「気」を動かします。
同じ周波数の人が同調するということです。

もしも、ストレスが増えて磁気が弱くなったら、熟睡を心がけてください。
それから呼吸法を進めていくと、自然にココロの磁石が復活するでしょう。
呼吸法によって気が整うと、良い出会いも増えてくるものです。

ワーク
・ぽかぽか呼吸法
おへそを中心に、両方の手のひらをお腹にあて、ゆっくりと腹式呼吸します。
大きく息を吸い、軽く止めて、吐いて、ぼんやりしながらそお気分を味わいます。

Part5 3分間呼吸法で、人生は劇的に変わり出す

「エネルギー循環の法則」
自分が発した思いはかならず返ってくるという法則。

呼吸法と、3センチの皮膚感覚を味わうようにする。
からだの周り3センチをイメージし、全身の皮膚から空気の層ができていることを感じます。
その感覚を味わっていると、全身の皮膚の毛穴が開き、外界と気が循環しているのがわかるようになる。
皮膚呼吸を意識活性化することで、ツキを呼び込める人生をつくっていくのです。

ワーク
・3センチ呼吸法
全身の力を抜きます。
 

感想

「ココロ」と「からだ」がつながっていて、呼吸することでどちらも緩んでいく。
コンディショニングを通じて実感したことです。
そして健康であるためには「運動」、「睡眠」、「栄養」が大切であること。
ストレスと睡眠の関係についても、改めて見直すことができました。

健康運動指導士として、「からだ」を動かすことで「こころ」のケアもできるようになっていきたいと思います。

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KYOKO

KYOKO

健康運動指導士 自分のからだは自分で整える コンディショニングインストラクター KYOKOです。