私に帰る旅
著者 岡部 明美(おかべ・あけみ)
前作「もどっておいで 私の元気!」は、自己の内面の気づき
そして
「私に帰る旅」は、「具体的な内なる旅」へのプロセスが書かれています。
”からだ”をきっかけに”こころ”に気づく道程
「からだ」と「こころ」のつながりをこの本を通じ、ひしひしと感じています。
今、私に必要なことが書かれていると感じた一冊。
「ないない」「足りない」ことばかり考えず「今・ここ」に気づき、「こうあるべき」というとらわれからの解放。
そして「からだ」と「こころ」のバランスを整えることに集中しよう、そう思いました。
・もしかしたら人はみな、自分の存在が誰かの生きる支えや希望になっていることに気づきもせずに、自分にないもの、手に入らないもの、満たされていないものばかりを数えながら、日々を生きているのかもしれない
・ひとはみな生まれるべくして生まれるんだ!この宇宙に望まれたからこそ、人は生まれるのだと、発作的に確信してしまったのだ・・・・・ 人生に意味なんかなく、自分の人生を意味あるものにするために、自分はどう生きるかしかないんだ
・「人の期待に応えてばんばる生き方」を手放して、本当に自分がやりたいことをやり「人と喜びを分かち合う生き方」に人生を再編集
・からだのSOSは心のSOS
自分がどこでバランスを崩しているのかをみてバランスを整えることに努力する・感じることを大切にする。自分が感じていることは、誰がなんと言おうと”今・ここ”での自分の真実
・自分で勝手に思い込んでいる”自己イメージ”
この固定化した自己イメージのとらわれから自由になると、自分の中にはもっと多様な面、可能性、いろいろな人生の選択肢もあるのだということがわかってきます・「知覚の法則」(=自分が見たいように見、聞きたいように聞く)があり、”あるがまま”に自分や他者や物事を見るということは、実はとてもむずかしいこと
自分には自分の色眼鏡、フィルターがあり人やこの世界を見ているのだということにまず気づくことが大切・人は、自分が「意識の焦点」を当てたものを”感情”として体験する。自分がいつも意識を傾けているものを”現実”に作る。自分は何に意識を傾けているかに気づくことが大切
・愛の力と意志の力
人間が成長していくためには、この二つの力を自分の中でうまく統合してバランスをとっていく必要があります・自分がどんなサブパーソナリティに同化しているかに気づく
同化はとらわれを作り、自由がきかなくなる。とらわれからの解放は、まず何にとらわれているのかに気づく・人は自分にできないことは夢見ない
”おのずから”その人は、その人が”その人であるところの人”になっていくのだと思う。そういう「自分」というものが人には必ずある。それこそがまぎれもない自分の”個性”であり、生きる意味であり、この世に携えてきた自分のいのちの贈り物(使命や役割)なのではないだろうか・人間は、自分がどんな『いのちの花』を咲かせるためにこの世にうまれたのかがなかなかわからない。それを探すことが生きることであり、それを咲かすことが人生ともいえるかもしれない。
・「今・ここ」という永遠の地平にたとう
「約束された道」
KYOKO
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