良い姿勢の時、お口の状態はどうなっていますか?
理想は
唇を閉じた時に上下の歯のすき間があいていること(1~3mm程)
舌は上あごについていること
です。
姿勢のお話しをする時に、口の中の状態も確認しています。
姿勢が悪いと、口の中の状態も悪くなります。
常に歯をかんだままになっていないか、一度確認をしてみてください。
上下の歯をかんだままにしていると、からだの不調にもつながります。
TCH(tooth contact habit)は、「常にかんでいる癖」という現代病の一つです。
何かに集中したり、パソコンや携帯電話の操作時に、TCHになりやすいです。
良い姿勢のためにも、お口の理想の姿勢を身につけていただければと思います。
・TCHは不調の第一歩
常にかんでいる状態は、耳の前にある顎関節の圧迫を引き起こします。
血流障害や関節痛の原因となります。
顎関節症発症の一つの要因です。
また、常にかんでいると、筋肉(収縮した顎の閉口筋(口を閉じる働きの筋肉))は緊張状態になります。
そうなると、首や肩の筋肉の緊張に繋がり、疲労、血流障害が、筋肉のコリにつながります。
私は以前、TCHが原因で奥歯の痛み、そして顎関節症になりました。
夜はナイトガードで食いしばらないようにし、
日中は、PCや洗面台、台所など目に付く場所に「歯」と書いて、歯をかまないように注意しました。
徐々に歯をかまないように意識していくと、からだの不調がなくなってきました。
そして姿勢にも大きな影響があることも実感しています。
「良い姿勢」には、無理な力が入っていない状態が大切です。
そのためにも「お口の姿勢」を整えることも大切です。
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KYOKO
健康運動指導士
自分のからだは自分で整える
コンディショニングインストラクター
KYOKOです。
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