「世界一カンタンな疲れのとりかた」
著者 植森美緒(うえもり・みお)
健康運動指導士である著者が書かれた本。
疲れをとるには、「気血」をめぐらせること
気血とは、人の生気と血液。または血液の循環のこと
「気血」をめぐらす3つの手法
1. ゆらす
2. 伸ばす
3. 力んでから脱力
1.「ゆらす」
コンディショニング、YURUKUでも取り入れています。
「ゆらす」ことは簡単にできるセルフケア。
そして「ゆらす」ことで体の深層にある筋肉をほぐすことができます。
2.「伸ばす」
ストレッチも「伸ばす」ですが、ここで説明されているのは少しストレッチとは違うようです。
気持ち良い程度に硬くなった筋肉を伸ばして、ゆるめることのようです。
3.「力んでから脱力」
これは筋肉の「緊張」と「弛緩」の関係を利用しています。
ゆるめたい筋肉をまずは緊張させると、その反作用で筋肉ゆるむというもの
3つの方法は、全て固くなった筋肉を「ゆるめる」ことだと思います。
「ゆるめる」ことが慣れていない人には「伸ばす」「力んでから脱力」するのが簡単かもしれません。
コンディショニングでも、筋肉をゆるめていきます。
そして本来の筋肉の状態に戻してから、筋肉が正しく使えるように再教育をしていきます。
筋肉は使いすぎても、使わなさすぎても固くなります。
それが、疲れやコリの原因となります。
そして血流も滞ってきます。
体をゆるめると、気持ちもゆるみ楽になってきます。
体と心は深くつながっています。
本書を読み、「ゆるめる」って本当に大事たと実感です。
私も現在、健康運動指導士として健康体操をお伝えしています。
体を「ゆるめる」「脱力」をしっかりとお伝えしていきたいと思います。
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KYOKO
健康運動指導士
自分のからだは自分で整える
コンディショニングインストラクター
KYOKOです。
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