一番初めは、4年前も感じた左側の顔に感じる違和感。
片方だけ膜が張ったような感覚で、水中にいるような感じ。
鼻が悪いのかと思い、耳鼻科を受診。
顔に感じる違和感は他に原因があるかもしれないので
脳神経外科でMRI検査を受けることをすすめられました。
そして紹介された病院でMRI検査を受けました。
結果、左側に「聴神経腫瘍」があることがわかりました。
その時は
「腫瘍も小さいので経過観察で様子を見ましょう」
と言われました。
そして、半年毎に定期検査をするように言われたと思います。
この時にセカンドオピニオンを考え
滋賀県にある湖東記念病院を教えてもらいました。
紹介状を持って湖東記念病院へ。
そこでは「1年後を目安にガンマナイフ治療をしましょう」という話で終わりました。
1年後、
顔の違和感にも慣れ「まだ大丈夫」と勝手に判断して検査も受けず。
その翌年、
人間ドック&脳ドックを受けました。
そこで「聴神経腫瘍」はうつっていましたがその時もそのままにしていました。
(1㎝未満のサイズだったと思います)
そして、それから2年が過ぎました。
はじめてわかったときから4年が経過。
今年に入ってから「電話の声が聞き取りにくい」と思うように。
音量を上げても聞こえないしおかしいな、と呑気にしてました。
ある日、反対側の耳に受話器をあててみたら…
音の聞こえ方が全然違う!
何度も何度も受話器を左右にあてて聞こえ具合を確認しました。
少しショックでした…
また人が多い場所での会話も聞きづらく感じてました。
音は聞こえるけど、内容が聞き取れない・・・
自然と聞こえる側の耳で聞けるように体をねじるようになってました。
だんだんと聞こえが悪くなっているような気がします。
このままでは「ヤバい」かもと感じるようになりました。
4月に入り、耳の奥から空気が抜けるような音がするように・・・
「プスッ」というような小さな音・・・
最初は気のせいか、とも思いましたが日を追うごとに聞こえてきます。
気になって近所の耳鼻科に行きました。
その病院は聴神経腫瘍があることは伝えていません。
そこでは「耳垢が少したまっているのでしょう」で終わり。
その後も音は聞こえてきます。
そして再び以前からお世話になっている耳鼻科で診察。
聞こえが悪くなったこと、そして「プスッ」という音がきこえることを伝えました。
耳垢がたまっていることが原因ではないといわれました。
そして「ガンマナイフをしたのではなかったの?」と言われる始末。
聴力検査をしてもらいましたが結果は問題なし。
ちゃんとMRI検査を受けるよう言われました。
この5月。
湖東記念病院で検査を受けました。
結果は、腫瘍が大きくなっていることが判明。(約2.5㎝)
先生から勧められたのは外科的手術。
今の状態ではガンマナイフではなく外科的手術がよいとのこと。
そして腫瘍を小さくしてからガンマナイフもしてくとのこと。
「あ~、手術か・・・」
と呆然としましたが、このままほっておいても変わらない。
まだ聴力は残っているようだし、これ以上悪くしないためにも手術をすることに決めました。
7月の半ばに決めました。
先生から
「今、検査受けに来てよかったよ」
と言われ、少しホッとしました。
まだ聴力自体は落ちていないのでラッキーだったようです。
腫瘍がもう少し大きくなってたら
聴こえ以外にも悪影響が出てる可能性もあるし
手術自体も難しくなる可能性があるといわれました。
これがベストのタイミングだったんだと信じます。
それまでに、身体と心を整えていきます。
聴神経腫瘍は良性です。
KYOKO
最新記事 by KYOKO (全て見る)
- 「「死」が教えてくれた 幸せの本質」 by 船戸 崇史 - 2024年8月10日
- 「がんが消えていく生き方」 by 船戸 崇史 - 2024年8月10日
- 「ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣 by ヨグマタ 相川圭子 - 2024年7月21日