「聴神経腫瘍」について
(日本医科大学付属病院の聴神経腫瘍より抜粋)
聴神経腫瘍とは
良性脳腫瘍の一種
ほとんどが中年以降に一側性進行性の難聴で発病。症状
・聴覚低下
治療症例の6~7割は当初からほぼ電話がききとれないという症状を来します。
聴覚そのものよりも、人の話の内容を聞き取りにくくなるという特徴があります。・顔面知覚低下・顔面痛
顔面の麻痺も来し得ますが、三叉神経を圧迫することにより、顔面の知覚低下や痛み(三叉神経痛)を発症することが多い。・歩行障害
腫瘍が3cmを超えると脳幹、特に小脳脚を圧排し、失調症状や歩行障害を来します。
中年以降に発病するそうですね・・・
私の現状は、聴覚低下と顔面知覚低下があてはまっています。
幸い、歩行には問題なくてよかったです。
他
脳神経外科疾患情報ページより引用
聴神経腫瘍について
この腫瘍は神経を包む細胞から発生する良性の腫瘍、比較的多く認められるものです。
時間の経過とともに腫瘍はその場所で大きくなり、小さな腫瘍を観察した報告では、平均すると年間1-2mmの増大を認めるようです。
しかし腫瘍の大きくなる速さは患者さんごとに異なっており、きわめて速く大きくなる腫瘍もあれば、数年たってもほとんど大きさの変化しない場合もあります。
たとえこの腫瘍が良性といっても、後に述べますように大きくなりすぎると脳幹の働きが障害されるために生きていくことができません。
細胞としては良性ですが、腫瘍のできた場所の関係で最終的に死に至るという点で悪性ともいえます。症状について
聴神経から発生。
耳が聞こえにくくなったり耳鳴りやめまいが代表的な初期症状です。
腫瘍が大きくなると、まわりにあるものを圧迫してその働きを障害し、いろいろな症状が出現してきます。
顔がしびれたり曲がったり、物が二重に見えたり、まっすぐに歩こうと思っても歩けなかったり、食べ物をうまく飲み込めなかったり、激しい頭痛や意識が悪くなったりしていくことが考えられます。
また腫瘍が大きくなって水の流れを妨げるだけではなく、腫瘍そのものが脳脊髄液の成分を変化させて脳脊髄液の流れや吸収が悪くなり水頭症が生じる場合もあります。治療について
聴神経腫瘍が発見された後には、“経過観察(様子をみる)”、“ガンマナイフ”を代表とする定位的放射線治療、そして“外科的摘出”の3つの選択肢があります。
上記のような症状があれば、一度病院でみてもらうことをお勧めします。
そして片耳だけ聞こえが悪くなっているようです。
耳や目は2つあるので、片方だけで見たり聞いたりする機会がないと、差があることに気づきにくいかもしれませんね。
耳の聞こえにくさに気付くまで
ブログに書きました。
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